よかれと思って大惨事

感情と思考の供養

2022-01-01から1年間の記事一覧

2022年目標振り返り、合間に音楽4

タイトルは目標振り返りとあるが、振り返ることなどない。唯一念頭に立てたフラグ、もとい目標は「死なない」だったが、どういうことか達成してしまった。予定と違う。幸福は不幸の前段階だと思っているが、ここまで良いことがなく悪いことだけしかないなん…

OP.VRと霊体のジジイ

先日、とは言っても1ヶ月以上前のこと。渋谷PARCO MUSIUM TOKYOで開催されていたジュリアン・オピー(Julian Opie)の個展『OP.VR@PARCO』に行ってきた。アートも分からんのに小生意気に。分からないなりにもそういうものを眺めるのが好きだ。何度か赤坂ミッ…

化粧水導入液導入液

寒くなって乾燥しやすい季節になった。顔を洗えば、悪ふざけの福笑いのような見るに堪えない顔が赤くなる。ひどいときには薄皮が張り裂け、下から赤い血肉が飛び出るのではないかと思うこともある。 風呂上がりには無印良品のオールインワンジェルを使ってい…

ボラギノールには痔

あれは果たしていつのことだったか。ある日を境に、私の菊門はマジックカットのごとく、どこからでも切れるようになった。いや、マジックカットが「どこからでも切れます」と豪語する謳い文句に、我々人類が幾度となく裏切られてきたことを考慮するならば、…

さよならぼくのiPod

Bluetoothという見えない線で繋がれたイヤホンから、ラリー・カールトンのRoom335が流れている。机に向かうときに重用しているこの曲を好むようになったのは、高校時分の正月だった。今年の曲を決めようとiPod nanoをシャッフル再生し、一発目に出てきたのが…

思い出す必要すらない

常々言っているが、怖いくらい記憶がない。ここ数年は自分でも笑えないほど記憶力と集中力がない。高校の頃、卒業した小学校の学年100人くらいだったらだいたい覚えていたのだが、今となっては数人しか出てこない。嘘のようだ。覚えていたというのが気のせい…

出口入口そして重さ

自分で言うのも恥ずかしいですが、子供の頃、特に幼稚園児の僕はまぁ可愛かった。周りには蝶よ花よと育てられ、すれ違う人々は可愛いと振り返った……とかなんとか。じゃあなぜ今のお前はブタ面トラックぶら下げて、ねじりハチマキよろしく捻くれ上がった性格…

繋がらない

今月中旬、かろうじて休みが確保できたので、所用で実家に帰省していた。 実家は平穏で、世は事もなしといった様相を呈していた。父は体調を崩し少し痩せ、母は仕事を終えてから少し小さくなった気がするものの、それでも1日のほとんどを労働に費やしている…

おのれ弊社

5月になった。つまり、異動してから1年が過ぎたということになる。労働環境は日に日に過酷になり、年間を通して膨大な時間を労働に搾取されている。5月といえばゴールデンウィークなるものがあったはずだが、労働という業火に焼かれ灰燼に帰している。過…

手ざわりが覚えている

消しゴムを買ったことがほとんどない。そもそも文房具を自分のために自分の金で買った記憶がほとんどない。万年筆にあこがれて買ったのはもう10年近く前で、それ以外のものを買ったのはいつだったか思い出せない。必要なものは会社の備品でまかなっている。…

消しゴム

消しゴムを買った。最近はフリクションやボールペンを使う機会が増えて、シャーペンを筆箱から出すことが少なくなった。 半分以下の大きさになってから減らなくなった消しゴムは、ゴムが劣化したのか、固くなって消しづらくなって、消しくずもまとまらなくな…

2022年目標

明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いいたします。 ひどい年末から、ひどい年明けを経験した。年末には足の靭帯をいわして初めて車椅子と松葉杖を経験し、そのために2年ぶりの帰省は見送りとなった。地元に帰っている友人家族の邪魔をする…