よかれと思って大惨事

感情と思考の供養

合間に音楽5

暑い。どうかしている。世界のサーモスタットが壊れたとしか思えない。地球温暖化と言われる時代は終わり、とうとう地球沸騰化の時代に突入したらしい。このままだと次は地球蒸発時代、あるいは地球溶解時代に突入してしまうかもしれない。

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そして最近災害が多い。どうかしている。私の実家もこの前被災してしまった。友人と一緒に新幹線と車で急遽帰省して、大慌てで復旧を手伝いに行った。東日本大震災を当事者として経験したせいか、この辺の判断やスピード感は速かったと思う。

友人宅は1階の床を剥がし、「床がないから、もう床上浸水する心配がない」とウィットに富んだ冗談に、私たちはドライに笑った。

今回私自身が直接被災していなくても、実家の惨状を見て精神的なダメージというのが少なからずある。私の家も床上浸水の心配をしなくてもよくなるそうだ。実家に置いていた私物も捨てざるを得ない状況だった。住んでいる家族は尚更だ。思い出を捨てなければならない家族の気持ちは推し量れない。

今回の出来事を整理できないというか、うまく言葉にできないので、今回は音楽回にしようと思う。宜しければお付き合いを。

 

 

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[.que] / Nowhere

柔らかくて綺麗な音に少し泣きたくなったりする。もっと評価されてほしい。

 

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Tinariwen / Sastanàqqàm

サハラ砂漠西部のトゥアレグ族が結成したバンド。砂漠のブルースの伝道師。アフリカのマリ共和国の政治情勢悪化に伴い故郷の地を追われ、アメリカやフランスに活動拠点を移すことを余儀なくされてきたが、精力的にリリースやライブ活動を続けている。2018年、第60回グラミー賞最優秀ワールドミュージック・アルバム賞を受賞。

乾いたソリッドギターの音もかっこいいし、民族的要素の入った独自の曲調が目新しい。

 

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くるり / In Your Life

最近追っていたわけではなかったが、たまたま耳にして、なんだか久しぶりにくるりっぽい曲を聴いたなと思った。調べてみると、メンバーの入れ替わりの多いくるりにあって、オリジナルメンバーの岸田・佐藤・森が集まったのだとか。ベスト好きでよく聴いていたという人は好きになると思う。

 

筋肉少女帯の戦え何を人生をとか、エレカシの俺たちの明日もいいかと思ったけど、今回はこんな感じで。皆様、ご自愛ください。